チャット恋愛注意報!!(新)
「もうそろそろバイバイの時間だね」
「……もっとユージと居たいけど、電車の時間があるもんねぇ……」
「うん、同じ県だけどやっぱり遠いから仕方ないよ。 でも帰る前に……はい、誕生日プレゼント」
「えっ?」
『誕生日プレゼント』と言ったユージは、私を見て照れ臭そうに笑った。
差し出された手には、小さな紙袋が乗っている。
「こ、これ私がもらっていいの……?」
「うん。 ていうか他に居ないっしょ」
「……ありがとうっ。 これっ、今 開けてもいいっ?」
「もちろん」
クスクスと笑うユージに笑みを返し、早速その袋を開ける。
破らないように慎重に開け、中を確認すると……そこには、私たちの住んでいる県の ゆるキャラ の飾りがついた可愛いキーホルダーが入っていた。
「本当はアクセサリーにしようかなって思ってたんだけど、資金不足でこうなりました、ごめんなさい」
「ううん、ありがとうっ!!」
「いや…ほんとごめんね。 アレだよ、オフ会の日にYUKIにお土産渡したせいだよ。 見栄張って渡した結果がコレですよ」
「ふふっ……でも私、すっごく気に入ったよ? ……あ、私もユージに渡そうと思ってたのっ」
カバンの中から、用意していたプレゼントを出してユージに渡す。
『お誕生日おめでとうっ』と言葉を添えて。