チャット恋愛注意報!!(新)
「わっ……これ俺がもらっていいの?」
「当たり前っ。 ていうかさっきの私と同じこと言ってるしー」
「あははっ、確かにっ。 梅ちゃん、ありがとう。 俺も開けていい?」
「うんっ。 あ、でも……気に入らない感じだったらごめんね……?」
ガサガサと袋を開けていくユージ。
それに対し、私の心臓はドキドキしっぱなし。
……こんなの要らない、って言われたらどうしよう……。
と不安になっていた時、ユージが私へと視線を戻した。
その顔は、すっごく嬉しそう。
「マジでありがとうっ。 そろそろ財布が欲しいなって思ってたんだっ」
「ほ、ほんと? デザインとか、大丈夫だった……?」
「ドンピシャだよ、すっげー俺好みっ。 えー、なんでわかったの? 俺、財布の話とかしてなかったよね?」
リアルのユージは落ち着きのある人だけど、今はチャットで話してる時のユージそのものだ。
子供みたいに無邪気に笑って はしゃいでる。
そんなユージを見て、私も笑う。
そしてそのあと、財布を買った時のことを話すことにした。
「あのね……これを選んでくれたの、YUKIなんだ」