健診診断と恋と嘘
「え、毎日会えてるの? 彼氏さん、帰り遅いんでしょ?」
高倉さんにそう言われて私は素直に頷く。
確かに凌ちゃんが定時で帰ってくることはまずなくて週の半分くらいは午前様だけど、それでも前よりは早く帰ってくる日が増えたみたいだ。
家で仕事してることもあんまりなくて、休みの日は私との時間を優先してくれている。
「なので私が小塚さんの家に行く方が多いんですけど、私が朝早い出勤の時は小塚さんが来てくれてます」
そう言うと三人が感心したようにへえーと頷いている。
「すごい愛されてるね。私は付き合い始めてすぐ結婚しちゃったけど。結婚する前は毎日は会えてなかったかな。宗一郎さんその頃は夜勤やってたし」
そう言った高倉さんに結城さんも頷く。
「私も電話は毎日してましたけど、会うのは週末でしたね」
「私も週末だけですよ。むこうの仕事が早く終わったら会うこともありますけど。もう同棲しちゃえばいいんじゃないですか?」
かえちゃんにそう言われて私は苦笑いする。確かにもう半同棲みたいなものだよね。