健診診断と恋と嘘

小さな幸せを噛みしめながらご飯を食べ終えて、二人で片付けを終えてお風呂に入ってからソファーに座って先にお風呂に入って仕事の書類を見て何かを書きこんでる凌ちゃんの隣に座る。


でも基本はやっぱり仕事人間だよね。私なんて家に帰ってきたら仕事のことなんて全然考えないのに、すごいなぁ。


「お仕事忙しい?」


早く帰ってきてくれたけど、やらなきゃいけないことがあったのかな。


早く帰って来てくれるのはすごく嬉しいけど、お仕事の邪魔しちゃうのは嫌だな。


「いや、明日会議だからその資料見てただけ。だからそんな顔しなくていいよ」


あ、また顔に出ちゃってるのかな。凌ちゃんはそこがかわいいって言ってくれるけど、やっぱり気持ちがバレちゃうのはちょっと恥ずかしい。


そうだ、章に会ったこと話しておこう。


「あのね、今日ね……章に会ったの」


そう言うと少し考えていた凌ちゃんの顔がみるみるうちに険しくなっていく。


< 200 / 314 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop