健診診断と恋と嘘

見ないようにするって言ってた凌ちゃんの言葉を信じよう。


……いや、やっぱりそれはどうなのかと思うけど。


大切にしてくれてるって分かるけど、それ以前に私って女としての魅力ないのかな。


色気とか、どうすれば出るのか分からないし。


いつもよりゆっくり髪と身体を洗うけどそれも終わってしまって私はどうしようとその場でうろうろと歩いてみるけど、いつまでもこうしてるわけにもいかない。


凌ちゃんも待ってるだろうから、そろそろ呼ばないと。


そう思って脱衣場に上がって身体を隠しながらそおっと扉を開ける。


「朔夜、もういいの?」


それに気付いた凌ちゃんが立ち上がるのを見て私は慌ててしまう。


「待って。じゃぽんするからちょっとだけ待って」


そう言った私に声をあげて笑った凌ちゃんが頷く。


「はいはい。待ってるから大丈夫だよ」


うう、だっていきなり一緒にお風呂なんて恥ずかしいんだもん。


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