健診診断と恋と嘘
「愛してるよ、朔夜。絶対に幸せにする。大切にするから、一生俺の隣にいて俺のことを支えて欲しい。だから、結婚してください。俺からの一生のお願い」
優しい笑みを浮かべた凌ちゃんの、凌ちゃんらしい真摯な言葉に涙が溢れてくる。
その涙を凌ちゃんが親指で拭ってくれるけど、ポロポロと涙が溢れて止まらない。
だってプロポーズされるなんて思ってなかった。私の答えは決まっている。そんなの、迷う必要もない。
「……はい。こちらこそ私で良ければお嫁にもらってください」
微笑んだ私に凌ちゃんがちょっと息を吐いてほっとしたように胸を撫でる。
「良かった。うん、て言ってくれて。朝から緊張してたから。指輪も、気に入ってもらえるか心配だったし」
え、緊張してたんだ。全然分かんなかった。
凌ちゃんてそういうのあんまり顔にでないよね。
そんなの嫌なわけないし、指輪だって凌ちゃんが選んでくれたものならなんでも嬉しいけど。