健診診断と恋と嘘

「俺の愛の方が絶対重いよ。証明してあげるから、朔夜はそのまま感じてて」


「えっ……やぁっ」


汗を拭った凌ちゃんが意地悪な笑みを浮かべて私を見下ろしているのを見て反射的に身体が逃げる。


「こらこら、逃げないの」


クスクスと楽しそうに笑った凌ちゃんに逃げられないようにがっちり抱きしめられて身動きが出来なくなる。


「朔夜、俺のこと好きなら逃げないで」


ずるい、絶対そう言われたら私が拒否できないの分かってて言ってる。


「朔夜、俺のこと好き?」


自信に満ちた目で私のことを覗きこんだ凌ちゃんに唇の上で囁かれてゾクゾクして小さな声を漏らして震えてしまう。


「好き、大好き。凌平のこと、愛してる」


凌ちゃんの背中に手を回してそう言った私に嬉しそうに微笑んだ凌ちゃんがチュッとキスする。


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