それはとっくに恋だった
「颯太・・・」


「真尋・・・」


ちょっとの沈黙が流れる。


「ちょっとおかーさん、コンビニ行ってくる!」


いきなり母が宣言のように言った。



「え?今から?」


「うん。モーレツにアイスが食べたい!」


絶対に嘘だと思う。さっきまで納豆食べてたし。


「じゃあ、行ってくる!」



「え?お母さん?ちょっと待って・・・」


そんな私の制止も聞かず、母は出て行った。



たぶん、財布も持たないで。
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