フォーチュン
いつもどおり、王宮の裏口からそっと外へ出たが、やはり護衛の者がついてきた。
1・2・3・・・4人。
遠くにはもう数名いる。

今夜は多い。
夏至祭の最中で、国外からも大勢人がやって来ている。
それに日はまだ高く外は明るいが、夜という時刻に変わりはない。
妥当と言うべきか。
では、やつらに迷惑をかけないよう、ひっそりと街の散策を楽しむとするか。

ユーリスははやる心を抑えながら、夏至祭真っ只中の街へと繰り出した。

< 15 / 318 >

この作品をシェア

pagetop