情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
あの傲慢な蓮さんが私にお土産を買った・・・
私のお土産を選ぶ蓮さんの姿を想像すると自然と笑いが洩れて来る。
「お前、俺の顔を見て笑うなんて失礼だぞ。そう言えば、車内でも俺の顔を見て笑ってたな・・・」
蓮さんはスマホをスリーブさせてテーブルに置き、私の顔を睨んだ。
「蓮さんが私の為にお土産を買う姿を考えると嬉しくて自然と笑みが零れただけですよ」
「適当に免税店で買っただけだ。時間にすれば、10分もかかってない」
「それでも、あの蓮さんが…お土産を・・・」
「お土産の話をいつまで引き延ばす??お土産の話は終わりだ。
俺達の結婚について考えるぞ」
「・・・」
私は口を噤み、パンケーキを口に運んだ。
「おいっ!?無視するなよ」
「無視はしていませんよ」
「あのさ、四月からウチに就職するワケだが・・・お前の配属先は秘書課…俺の秘書を務めて貰う。親父とお爺様には高校時代からの恋人だと説明した」
「…ひ、秘書!!?私と蓮さんが恋愛して結婚って…それは絶対有り得ないって・・・」
「どうして有り得ないと言い切るんだ?日葵」
「私…蓮さんのコトスキじゃないから・・・」
「スキになればいいと言ったはずだ・・・」
「スキになれと言って…スキになれるモノじゃないって…それよりもどうしてそう言う話になるんですか?」
私のお土産を選ぶ蓮さんの姿を想像すると自然と笑いが洩れて来る。
「お前、俺の顔を見て笑うなんて失礼だぞ。そう言えば、車内でも俺の顔を見て笑ってたな・・・」
蓮さんはスマホをスリーブさせてテーブルに置き、私の顔を睨んだ。
「蓮さんが私の為にお土産を買う姿を考えると嬉しくて自然と笑みが零れただけですよ」
「適当に免税店で買っただけだ。時間にすれば、10分もかかってない」
「それでも、あの蓮さんが…お土産を・・・」
「お土産の話をいつまで引き延ばす??お土産の話は終わりだ。
俺達の結婚について考えるぞ」
「・・・」
私は口を噤み、パンケーキを口に運んだ。
「おいっ!?無視するなよ」
「無視はしていませんよ」
「あのさ、四月からウチに就職するワケだが・・・お前の配属先は秘書課…俺の秘書を務めて貰う。親父とお爺様には高校時代からの恋人だと説明した」
「…ひ、秘書!!?私と蓮さんが恋愛して結婚って…それは絶対有り得ないって・・・」
「どうして有り得ないと言い切るんだ?日葵」
「私…蓮さんのコトスキじゃないから・・・」
「スキになればいいと言ったはずだ・・・」
「スキになれと言って…スキになれるモノじゃないって…それよりもどうしてそう言う話になるんですか?」