婚前同居~イジワル御曹司とひとつ屋根の下~
お昼は姉の家でご馳走になって、私はのんびり電車に乗り、無駄にゆっくり時間をかけながらマンションに帰った。
私が出た時、樹さんはまだ眠ってたけれど、さすがにもう起きてる……よね。
家にいるのか、それともいつもの週末と同じように外出しているかわからないけれど。
コンシェルジュさんに挨拶しながらエレベーターに乗り込み、フロアに足を踏み出した時、私は決意を固めていた。
まっすぐ一番奥の部屋まで通路を突き進みながら、胸の前でギュッと手を握り締める。
もしも、もしも、樹さんが部屋にいたら。
今日この後、デートに誘う……!!
ドアの前で鍵を握り締めながら、私はゴクッと唾をのんで緊張を和らげようとした。
というか、私、デートなんて初めてだけど。
樹さんの趣味も嗜好も、悲しいくらいわかってないけど。
『仕掛けてこなくて退屈』って言わせてられない。
ちゃんと私からぶつからないと!
自分にそう言い聞かせながら思い切って玄関のドアを開けた。
踏み込んでみると、私が出た時と同じ靴が玄関先に並んでいる。
ということは、樹さんは今、家にいる。
つまり私のこの悲痛なほどの決意を実行しなければいけないってことで……!
「い、樹さん!!」
私が出た時、樹さんはまだ眠ってたけれど、さすがにもう起きてる……よね。
家にいるのか、それともいつもの週末と同じように外出しているかわからないけれど。
コンシェルジュさんに挨拶しながらエレベーターに乗り込み、フロアに足を踏み出した時、私は決意を固めていた。
まっすぐ一番奥の部屋まで通路を突き進みながら、胸の前でギュッと手を握り締める。
もしも、もしも、樹さんが部屋にいたら。
今日この後、デートに誘う……!!
ドアの前で鍵を握り締めながら、私はゴクッと唾をのんで緊張を和らげようとした。
というか、私、デートなんて初めてだけど。
樹さんの趣味も嗜好も、悲しいくらいわかってないけど。
『仕掛けてこなくて退屈』って言わせてられない。
ちゃんと私からぶつからないと!
自分にそう言い聞かせながら思い切って玄関のドアを開けた。
踏み込んでみると、私が出た時と同じ靴が玄関先に並んでいる。
ということは、樹さんは今、家にいる。
つまり私のこの悲痛なほどの決意を実行しなければいけないってことで……!
「い、樹さん!!」