婚前同居~イジワル御曹司とひとつ屋根の下~
樹さんはほんのちょっとだけ眉を寄せながら、軽く上体を捩り、再び穏やかな寝息を繰り返した、けれど……。
わ、わわわ私っ……!
樹さんが寝てるのをいいことに、なんてことしようとしてるのっ!
樹さんの寝顔に触れるなんてっ!
いやいや、それだけじゃなくて……!!
自分の無意識の行動に大いに動揺しながら、私は自分の部屋に駆け込んだ。
樹さんが部屋にいたら、デートに誘う!という決意はもろくも崩れ去っていた。
だって、よく寝てるし。
というのはただの言い訳で、万が一樹さんがOKしてくれたとしても、私の方が正常でいられないと思ったのが本音だった。
ドアを背中で押してしっかりと閉めて、私は肩を落としながら大きく息を吐いた。
いや、いやいやいや……。
デートの誘いは今日じゃなく明日でも問題ない。
今夜夕食を一緒に食べながら、シレッと明日のお伺いをしてみよう。
自分の考えに大きく、うん、と頷いてから、火照った頬に手を当てて熱を冷まそうとした。
だから、それまでに……平常心を取り戻そう。
つい今さっきの自分の行動を、頭から追い払わなければっ!!
わ、わわわ私っ……!
樹さんが寝てるのをいいことに、なんてことしようとしてるのっ!
樹さんの寝顔に触れるなんてっ!
いやいや、それだけじゃなくて……!!
自分の無意識の行動に大いに動揺しながら、私は自分の部屋に駆け込んだ。
樹さんが部屋にいたら、デートに誘う!という決意はもろくも崩れ去っていた。
だって、よく寝てるし。
というのはただの言い訳で、万が一樹さんがOKしてくれたとしても、私の方が正常でいられないと思ったのが本音だった。
ドアを背中で押してしっかりと閉めて、私は肩を落としながら大きく息を吐いた。
いや、いやいやいや……。
デートの誘いは今日じゃなく明日でも問題ない。
今夜夕食を一緒に食べながら、シレッと明日のお伺いをしてみよう。
自分の考えに大きく、うん、と頷いてから、火照った頬に手を当てて熱を冷まそうとした。
だから、それまでに……平常心を取り戻そう。
つい今さっきの自分の行動を、頭から追い払わなければっ!!