恋愛の始め方
次の日、酷い二日酔いに襲われたのは言うまでもない。

それから暫くして、直哉から呼び出された。

あたしも暇じゃないんだけど!

勤務終わりに、そんな文句を零しながら、直哉の元へと向かう。

呼び出された場所は、昔住んで居た家。

お父さんとあたしはこの家を出て行ったが、お母さんと直哉はあれからもここに住んで居たらしい。

チャイムを鳴らし、出迎えを待つ。


__ガチャッ__


玄関のドアが開き、出迎えに来たのは、綺麗な女性。

・・・誰?

直哉から呼び出されたが、他に誰か居るなんて聞いてない。


「もしかして、志乃さん?」

「あ、はい」

「初めまして、友梨(ゆり)です」


どこぞの、友梨さん?

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