恋愛の始め方
「いつから好きかって聞かれたら、正直困る。でも・・・」


・・・でも?


「お前と出会ってから、俺の世界にはいつもお前が居た」


それはたぶん、あたしも同じかもしれない。

なぜかわからないけど、いつも間宮を探していたような気がする。


「お前が居なくなってからも、居ないはずのお前をずっと探してた」


なんだろう、この気持ちは・・・


「お前が居て当たり前だったから、お前がいない世界はつまらない」


どうしよう、嬉しくて涙が止まらないよ。


「だから、お前はずっと俺の隣に居ろよ。これからは、ずっと」

「・・・はい」


そして間宮は今までにない、甘い・甘いキスをあたしに落とした。

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