冷徹社長の秘密〜彼が社長を脱いだなら〜
迎えに来てくれる人は彼氏ではなく、事故の後、空き巣に遭った私を居候させてくれている人でその人に飼っていた猫に似ているからと大事にされていること。そして・・・
「好きになっちゃったんです。というかあんなに大事にされて愛されてる錯覚起きて好きにならないなんて無理に決まってます!」
お酒が入って余計に感情的になる。朝、仕事に行く時に「いってきます」と出て行くだけでもうすぐに顔が見たくなる。「おつかれさま」と迎えにきてくれたときが一日の中で一番癒される。
抱きしめられることを待っている自分がいて、腕の中に閉じ込められると離して欲しくないなんて思ったりもしちゃう。
「で相手の気持ちがわからないから不安だということ?」
「それもあるんですが、それよりも最近、その人への違和感が強くて」
「聞けばいいのに。そんなに気になるのなら。桜木はとってもいい子なんだけど、自分で相手の気持ちを勝手に決めて行動するところがあるのよね。今、電話して聞いてみたら?」
「三宅さん、楽しんでませんか?」
「ん?楽しんでる。だって気になるもの。桜木の好きな人。ジョルフェム大好きな桜木がジョルフェムよりも好きになった人でしょ?ねぇここに呼んでみなさいよ。お姉さんが見極めてあげるから」
「む、無理ですよ!」
「好きになっちゃったんです。というかあんなに大事にされて愛されてる錯覚起きて好きにならないなんて無理に決まってます!」
お酒が入って余計に感情的になる。朝、仕事に行く時に「いってきます」と出て行くだけでもうすぐに顔が見たくなる。「おつかれさま」と迎えにきてくれたときが一日の中で一番癒される。
抱きしめられることを待っている自分がいて、腕の中に閉じ込められると離して欲しくないなんて思ったりもしちゃう。
「で相手の気持ちがわからないから不安だということ?」
「それもあるんですが、それよりも最近、その人への違和感が強くて」
「聞けばいいのに。そんなに気になるのなら。桜木はとってもいい子なんだけど、自分で相手の気持ちを勝手に決めて行動するところがあるのよね。今、電話して聞いてみたら?」
「三宅さん、楽しんでませんか?」
「ん?楽しんでる。だって気になるもの。桜木の好きな人。ジョルフェム大好きな桜木がジョルフェムよりも好きになった人でしょ?ねぇここに呼んでみなさいよ。お姉さんが見極めてあげるから」
「む、無理ですよ!」