友達以上、恋人未満
隼人はその日、1日中
にやけっぱなしだった。
授業中もチラッと隼人の
方を見てみるとニヤニヤ
して、ずっと上の空だった。
後ろの席の真里亜と言えば
ずっと斜め前の隼人を
見つめっぱなし。
これはほんと時間の
問題だなー・・・。
あたしがキューピットに
なってあげなくちゃ・・だよね。
◆◇昼休み◇◆
『苺果ちゃん、真里亜ちゃん♪
昼ご飯良かったら一緒に
食べない?』
話し掛けてきたのは
同じクラスの沢田あやこ
ちゃん、山中巴(トモエ)ちゃん
だった。
『うんっいいよ♪』
と、あたしが言い
掛けたその時―
『あたし、隼人くんと
食べたいなぁ♪』
『へっ・・・?』
『だから、苺果はそっち
行っていいよ♪じゃあね。』
そう言うと真里亜は
隼人の方へ掛けていった。
取り残された3人は
ポカーン・・・。
『真里亜ちゃんって
隼人くんのことが好き
なの・・・?』
巴ちゃんが聞いてきた。
『うん、そうみたい。』
『へぇー!!!なんか
美男美女だよねぇ★』
・・・!?
待って、美女はわかる。
美男って誰のことよ?!
『隼人くんのことだよ?』
あやこちゃんはアッサリ答えた。