友達以上、恋人未満





おっどろいた。
隼人が美男って・・・




『苺果ちゃんと隼人くん
ってどういう関係なの?』



弁当を広げながらあゃこ
ちゃんが聞いてきた。



『苺果でいいよ♪
んーと、あたしと隼人は
ただの幼なじみだよ。
家が隣なんだ。』




『へぇー!!』


2人は声を揃えて叫んだ。



『家隣なんだぁ!!』

『なんか幼なじみって
憧れるんだけどー♪』





・・・そんなもんなの?
あたしにしたらただ
ウザイだけなんだけど・・・




『んじゃあさ、単刀直入に
聞くけど苺果は隼人くんの
こと好きじゃないの?』


『!?』



飲みかけたお茶を
吹きかけた。




『な、なんで・・・?』



『いや、気になっただけ♪』





『好きなわけないよー。
小学校からずっと一緒で
家族みたいなもんだしね。』




『ふぅーん。なんか
いいなぁ、そういう関係!!』


『うん、憧れちゃう★』



あやこと巴は手を取り
合って目をキラキラさせていた。





『でもさ、あんなカッコいい
人が毎日近くにいて恋に
ならないのが不思議。』





あんなカッコいい・・・??




さっきからこの2人
隼人を誉めっぱなし。




真里亜も隼人を好きに
なった理由カッコいい
からとか言ってたな・・・





隼人は一般的に“カッコいい”
部類に入るみたい。

あまりに付き合いが
長いから隼人をカッコいい
なんて思ったことはなかった。






そっか、隼人って実は
かっこよかったんだ・・・




< 20 / 192 >

この作品をシェア

pagetop