ケダモノ、148円ナリ
 心配だったが、ついていくべきではないと思ったので、おとなしく家で待つことにした。

 貴継の父の声が耳から離れなかった。

 あの人、本当にボンクラだったのかな、とふと思う。

 貴継とそっくりな目をしたあの人が……。

 貴継は何時になっても帰っては来ず、言われた通り、布団に入ったものの、眠ることはできなかった。








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