柔らかな彼女
バイトから帰ると、玄関まで出迎えてくれる彼・・・
うーん、幸せ。

ただいましながら、キスを交わすとシャワーを浴びに行く。

シャワーから出ると、ソファの前のローテーブルにグラス二つと
惣菜何品かが、お皿に盛られている。

「すぐ、ビール出すよ。」

と冷蔵庫にビールを取りに行ってくれる彼。
優しい・・・っていうか、甘やかされすぎ?

そんな彼をじーっと見つめる。

「どうしたの?座って。疲れたでしょ。ビール飲もう。」

私は黙って、彼の座ったソファの前まで行って彼の膝に跨り
その唇に、自分の唇を重ねる。

彼の首に腕を回して自分から舌を絡ませる。腰に手を回し
こたえてくれる彼。

しばらく、とろけるようなキスをして・・・

唇を離し、見つめ合う。

「疲れたの・・・だから、ビールより・・・たけが欲しい。」

すぐに、もう一度、彼からのキス。

「さあや、疲れてるだろうと思って我慢してたのに・・・。
もう知らないよ、どうなっても。」

ごめんね、せっかく用意してくれたもの、冷めちゃうけど
今一番欲しいのは、たけだから。そっちをください。
心の中で、謝りながら彼の指にすべての意識をもっていかれる。
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