人魚姫の願い
毎朝、6時に起床しご飯を食べ学校に向かう。
学校には7時につく。まだ‥誰も来ていなくて、通学路は私だけだ。
グラウンドを見るといつも陸上部が朝練をしていた。
中には‥須崎先輩の姿も‥
よしっ!今日も頑張るぞ!
須崎先輩の姿を見て元気をもらう。
そして‥私は始業のチャイム、ギリギリまで朝練をする。
水泳部は人数が集まらないらしく朝練はなのだそうだ。
まぁ、大智くんは相変わらずだけど頑張るしかない!
‥と思って頑張ってきたけど、さすがに限界がきてしまったようだ‥。
あれから1ヶ月。毎日、朝練して、授業受けて、部活をして、寝て、また朝練‥というのが1ヶ月続いた。
今日は、体がだるく少し熱ぽかったがそれでも頑張って朝練をした。
私はふらつく足どりで教室に向かった。
まだ、席替えをしていなくて隣は大智くんのままだ。
いつも通り、席につこうとしたが‥
「‥お前、最近何取りつかれたみたいに部活やってるんだよ。バカか?」
珍しく大智くんが話しかけて来てくれた。
‥がすごく嫌な言い方だ。
「それに体調、悪いんだったら休めよ。こっちだって風邪とかうつされたくないんだよ。」
そう言われて心が痛んだ。
‥私は必要とされてないんだって‥。だから、私は聞いてしまった。
「ねぇ‥種村くんは、私のこと嫌い‥なの?」
知らず知らずのうちに声が震える。
「ああ。お前のこと大嫌いだ。あの体育祭の日からずっとな。見るだけでもイライラしてくるんだよ。」
大智くんは私と目を合わせずに言う。
「ちょっと、大智!あんた、また‥」
智未ちゃんの声が聞こえたが、私はその声を遮った。
「確かに体育祭は私が転んだせいでクラスは負けた。それは私のせいだって思ってる。ごめんなさい。だけど‥だけど‥」
あとの言葉が続けられなくなる。
「何、1人で語って‥。なんで‥泣いてるんだよ‥」
種村くんはびっくりしているようだった。
なぜなら私は泣いてたから‥。
その証拠に目からは涙が溢れる。