エメラルド・エンゲージ〜罪の葉陰〜

考えれば考えるほど気が重くなる。

このまま突っ伏していたらカウンターに身体がめり込んでしまう気がしてきて、私はなんとか頭を持ち上げた。

時計の針はいつの間にか夕方の時刻を示している。

もうこんな時間……。

……そうだ、そろそろルイさんは帰っている頃だ。

マジュへの治癒、もう一度試せば今度はうまくいくかもしれない。


あきらめたらダメだ。


私は自分をはげますように立ち上がると、マジュの部屋へ向かった。




***





< 172 / 182 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop