溺愛〜ラビリンス〜

「でもな…無理はするなよ?何かあったらすぐに相談しろ?」


だから心配で柚に念を押す。


「うん…分かった。無理はしないよ。だから心配しないで?」


ユズは俺に迷惑をかけたくなくてそう言ったのも分かるから仕方なく納得する。


「翔真が良いなら柚ちゃんの希望通り俺達は静観するけど…柚ちゃんが危険と判断したら動くよ?それで良い?」


渉が俺とユズに確認してくる。


「あぁ、頼む…」


「はい…」


渉は柚の返事にホッとした様な表情をする。


「了解!柚ちゃんあんまり頑張らないで?俺達が大変だから…ちゃんと翔真を頼ってやって?」


俺は柚に頼ってもらいたい、わがままを言ってもらいたいと思っているのをユズは分かっていない。ユズは頑張なくて良い…俺の気持ちをみんなが代弁してくれる。


「頼って良いんだよ。」


凌が言うと、ユズは素直に


「うん…」


と答えた。


「柚?凌の言う通りだ。頼って良いんだぞ?柚が頼る事位何でもない事だ。気にする事ない…」


柚は俺に笑顔を向けコクンと頷いた。






< 212 / 671 >

この作品をシェア

pagetop