溺愛〜ラビリンス〜

「ゆうくん?」


肩を震わせ笑っているゆうくん…


「悪りぃ……だってお前…さっきから俺の袖、握り締めてるぞ?」


ハッとして手に視線を移すとゆうくんの腕をギュッと握り締めていた。


「アッ、ご、ごめんね。」


慌てて手を離しててゆうくんに謝った。


「いや別に良いんだぞ?」


ゆうくんは機嫌良く笑顔で言った。顔が熱くなって見なくても真っ赤なのが自分で分かる。


「あの…気がつかなかったの……」


「良いんだ。ずっとしてても良かったんだぞ?」


「だ、大丈夫!もう大丈夫だから!」


「そうか?でも水族館でそんな緊張したのか?」


「緊張…というか…興奮…かな?」


「ブッ。そうか。」


「若、着きました。」


会話をしている間に車は駐車場に到着した。車が停まると、ゆうくんはドアを開け先に降りて手を差し出した。


「おいで。」


頷いて手を取り車を降りる。お天気も良いから心地良い風が吹きとても気持ち良い。




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