ツンデレ社長の甘い求愛
「羨ましいよ、そういう相手がいるのって。俺なんてもう何年彼女いないやら……」
大きな溜息を漏らす仙田くんだけれど、ごめんなさい。私もそちら側の人間なんです。
もう何年彼氏がいないやら……。
でも気になる人はいる。
ふと頭に浮かんだのはボサボサ頭の山本さん。
不思議と彼を想像するだけで、胸が熱くなる。
だから仕事中は一切考えないようにしているけれど、退社した今は無理。
そういえば山本さんは自炊しているのかな? 見た目からして勝手に無精な生活をしているように思えてしまうけれど、意外としっかりしていたりして。
いや、それか彼女がいて私が知らないところで、色々とお世話をしてもらっているとか?
マイナスな妄想に陥ってしまっていると、いつの間にか駅の改札口前に辿り着いていた。
「確か路線違ったよな?」
「あっ、うん。仙田くんは地下鉄だったよね?」
「あぁ。本音を言えば男としてしっかり家まで送り届けてやりたいところだけど、彼氏に見つかったら大変だし、ここでバイバイするよ」
茶目っ気たっぷりに話す彼に、口元が緩んでしまう。
大きな溜息を漏らす仙田くんだけれど、ごめんなさい。私もそちら側の人間なんです。
もう何年彼氏がいないやら……。
でも気になる人はいる。
ふと頭に浮かんだのはボサボサ頭の山本さん。
不思議と彼を想像するだけで、胸が熱くなる。
だから仕事中は一切考えないようにしているけれど、退社した今は無理。
そういえば山本さんは自炊しているのかな? 見た目からして勝手に無精な生活をしているように思えてしまうけれど、意外としっかりしていたりして。
いや、それか彼女がいて私が知らないところで、色々とお世話をしてもらっているとか?
マイナスな妄想に陥ってしまっていると、いつの間にか駅の改札口前に辿り着いていた。
「確か路線違ったよな?」
「あっ、うん。仙田くんは地下鉄だったよね?」
「あぁ。本音を言えば男としてしっかり家まで送り届けてやりたいところだけど、彼氏に見つかったら大変だし、ここでバイバイするよ」
茶目っ気たっぷりに話す彼に、口元が緩んでしまう。