ツンデレ社長の甘い求愛
「いいじゃない。理想を追いかけてばかりの恋愛は子供がすること。大人の女は現実的な恋愛をしないと」
意外だった。
てっきり由美ちゃんに話したら、ハイスペックな社長を勧めてくるとばかり思っていたから。
思わず口を開けたままポカンとしていると、由美ちゃんはクスリと笑った。
「何よその顔は。もしかして私が社長を勧めないことを不思議に思っているの?」
「えっ! いや、まぁ……」
ポロリと本音を漏らせば、由美ちゃんはまた笑い出す。
だってそうじゃない? しかも私、さっき由美ちゃんに仕事の面ではすごく尊敬できる人だってことまで話しちゃったし。
同じ経営者として間違いなく社長を勧めてくると思うでしょ?
けれど由美ちゃんの思いは違ったようだ。
「隣の彼、かすみちゃんのオフの姿を見ても表情ひとつ変えない、懐の深い男なんでしょ? しかも同じ愛犬家ときたものだ。おまけにこのマンションの最上階に住むくらいだもの、見た目はどうであれ、経済力はそこそこあるでしょ」
「そう、だよね」
意外だった。
てっきり由美ちゃんに話したら、ハイスペックな社長を勧めてくるとばかり思っていたから。
思わず口を開けたままポカンとしていると、由美ちゃんはクスリと笑った。
「何よその顔は。もしかして私が社長を勧めないことを不思議に思っているの?」
「えっ! いや、まぁ……」
ポロリと本音を漏らせば、由美ちゃんはまた笑い出す。
だってそうじゃない? しかも私、さっき由美ちゃんに仕事の面ではすごく尊敬できる人だってことまで話しちゃったし。
同じ経営者として間違いなく社長を勧めてくると思うでしょ?
けれど由美ちゃんの思いは違ったようだ。
「隣の彼、かすみちゃんのオフの姿を見ても表情ひとつ変えない、懐の深い男なんでしょ? しかも同じ愛犬家ときたものだ。おまけにこのマンションの最上階に住むくらいだもの、見た目はどうであれ、経済力はそこそこあるでしょ」
「そう、だよね」