ツンデレ社長の甘い求愛
私と山本さんは所詮ただのお隣さん同士。
好きって気持ちはあるけれど、私は彼のことをほとんど何も知らない。
どこに勤めているかとか、年齢とか、あっ。そういえば苗字しか知らないじゃない。
「一緒にいて癒してくれる相手が一番よ。ましてや結婚も考える時期でしょ? だったら尚更!」
由美ちゃんに言われると、すごく説得力がある。
「でも、さ。私、山本さんのこと、ほとんど知らないんだよね。だからその、いまだに胸を張って『好きです』とは言えない状況というか……」
久し振りにときめいて、気持ちばかりが焦っていたっていうのかな?
地に足をつけて由美ちゃんの言うような物事を、しっかり考えられていなかった。
普通、いいなって思ったらリサーチするべきなのに、一緒にいて癒されるとか、そういったことしか考えていなかった気がする。
そう思うと、どんだけ私って女子力低いんだって再認識させられてしまう。
普通はしっかり相手のことを知ってからじゃない。
堪らずがっくり項垂れてしまうと、由美ちゃんが「どうしたの?」と聞いてきた。
「いや、なんか私……久し振りにときめく相手に出会えたことで、周りが見えなくなっていたなって思って。後先考えられない、学生のまま恋愛している感じの自分が嫌になってた」
正直な気持ちを伝えると、由美ちゃんは「なるほどね」と共感してくれた後、話を続けた。
好きって気持ちはあるけれど、私は彼のことをほとんど何も知らない。
どこに勤めているかとか、年齢とか、あっ。そういえば苗字しか知らないじゃない。
「一緒にいて癒してくれる相手が一番よ。ましてや結婚も考える時期でしょ? だったら尚更!」
由美ちゃんに言われると、すごく説得力がある。
「でも、さ。私、山本さんのこと、ほとんど知らないんだよね。だからその、いまだに胸を張って『好きです』とは言えない状況というか……」
久し振りにときめいて、気持ちばかりが焦っていたっていうのかな?
地に足をつけて由美ちゃんの言うような物事を、しっかり考えられていなかった。
普通、いいなって思ったらリサーチするべきなのに、一緒にいて癒されるとか、そういったことしか考えていなかった気がする。
そう思うと、どんだけ私って女子力低いんだって再認識させられてしまう。
普通はしっかり相手のことを知ってからじゃない。
堪らずがっくり項垂れてしまうと、由美ちゃんが「どうしたの?」と聞いてきた。
「いや、なんか私……久し振りにときめく相手に出会えたことで、周りが見えなくなっていたなって思って。後先考えられない、学生のまま恋愛している感じの自分が嫌になってた」
正直な気持ちを伝えると、由美ちゃんは「なるほどね」と共感してくれた後、話を続けた。