ツンデレ社長の甘い求愛
でもどんなに私が否定しても、噂を本気で信じてしまっている亜美ちゃんを始め、同僚たちは聞く耳持たず状態。
さっきみたいに「隠さなくでもいいんですよ」とあしらわれてしまうのだ。
最初は必死に否定して噂の火消しに躍起になっていたけれど、ここまで噂が大きくなってしまった今、一々否定するのも面倒で笑って誤魔化していたけれど、さすがに一緒に暮らしているとまで噂で流されてしまっていると知って、黙ってなどいられない。
「いいなぁ」なんて言っている亜美ちゃんに強い口調で言った。
「亜美ちゃん、本当に噂話を当てにしないでね。私と社長は付き合っていないし、一緒に暮らしているとか根も葉もない噂だから!」
釘を刺すように言うと、亜美ちゃんは足と止めて目をパチクリさせた。
これはもしやちゃんと伝わってくれたのだろうか。
そんな期待を抱いてしまったのも束の間、すぐに亜美ちゃんは表情を崩しニッコリ微笑んだ。
「分かりました! 誰かに本当のところはどうなの?って聞かれたりしたら、しっかり違うよって言っておきますね。私もこれ以上、社長と付き合っているってだけでかすみ先輩が悪く言われているのを聞くのは嫌ですから!」
「安心してください!」と言いながら拳を握りしめた亜美ちゃんに、ガックリ項垂れてしまう。
だめだ、全然伝わっていない。
分かってもらうことを諦め、「ありがとう」と伝え、ふたりでオフィスへと向かっていった。
さっきみたいに「隠さなくでもいいんですよ」とあしらわれてしまうのだ。
最初は必死に否定して噂の火消しに躍起になっていたけれど、ここまで噂が大きくなってしまった今、一々否定するのも面倒で笑って誤魔化していたけれど、さすがに一緒に暮らしているとまで噂で流されてしまっていると知って、黙ってなどいられない。
「いいなぁ」なんて言っている亜美ちゃんに強い口調で言った。
「亜美ちゃん、本当に噂話を当てにしないでね。私と社長は付き合っていないし、一緒に暮らしているとか根も葉もない噂だから!」
釘を刺すように言うと、亜美ちゃんは足と止めて目をパチクリさせた。
これはもしやちゃんと伝わってくれたのだろうか。
そんな期待を抱いてしまったのも束の間、すぐに亜美ちゃんは表情を崩しニッコリ微笑んだ。
「分かりました! 誰かに本当のところはどうなの?って聞かれたりしたら、しっかり違うよって言っておきますね。私もこれ以上、社長と付き合っているってだけでかすみ先輩が悪く言われているのを聞くのは嫌ですから!」
「安心してください!」と言いながら拳を握りしめた亜美ちゃんに、ガックリ項垂れてしまう。
だめだ、全然伝わっていない。
分かってもらうことを諦め、「ありがとう」と伝え、ふたりでオフィスへと向かっていった。