ツンデレ社長の甘い求愛
「もー、かすみちゃんってばオンとオフの差が激しすぎ。家で寛ぐのはいいけど、せめて休日もオシャレして外出しないと。でないと恋愛なんてできないわよ?」

「私にはカイくんがいるからいいんです!」


会うたびに聞かされる話は耳にタコ状態。

由美子伯母さんはやたらと私に「恋愛しなさい!」と勧めてくる。

カイくんの頭を撫でながら反発すると、由美子伯母さんはがっくり項垂れた。


「まぁいいわ、テイクアウトしてきたから一緒に食べましょう。かすみちゃん、ここの中華好きだったわよね?」

掲げられた袋に書かれている店名にテンションが上がった。

「さすが由美子伯母さん! ありがとうございます」


語尾に音符マークを付けてお礼を言ったものの、途端に由美子伯母さんの表情は一変。

「由美子伯母さんじゃなくて、『由美ちゃん』! いつも言っているでしょ? 伯母さんって呼ばれるの好きじゃないって」

「……すみません」


由美子伯母さん……もとい、由美ちゃんは実年齢より遥かに若く見られる。

スタイルもいいし、なによりオシャレで「いつまでも女性でいることが大切なのよ」って言っている。
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