ツンデレ社長の甘い求愛
そして迎えた月曜日。
会社に着くと、いつもの如く視線が痛い。……特に女子社員からの。
けれどもう一週間以上も経てば、こんな視線なんてへっちゃらだ。……へっちゃらなんだけど、なぜだろうか。
今日の視線に殺気を感じるのは。
耐えきれなくなり、身体を小さくさせながら足早に第一企画部へと向かった。
「あっ、おはようございます、かすみ先輩」
「おはよう、馬場さん」
オフィスに到着すると、真っ先に挨拶をしてくれたのは、ちょうどドア付近で話し込んでいた亜美ちゃんと松島主任だった。
「おはようございます。あ、これお土産です」
北海道出張の帰りに慌てて空港で買った銘菓を亜美ちゃんに渡すと、目を輝かせた。
「わぁ嬉しい! 私、このお菓子大好きなんですよー! ありがとうございます」
「ありがとう、馬場さん」
「いいえ、二日間留守にしてしまいご迷惑をおかけしました」
いつもと変わらないふたりに、ホッと胸を撫で下ろしてしまう。
よかった、いつも通りで。
さっきの視線がいつもと違っていたから、余計に安心できる。
けれどそう思ったのも束の間、なぜか亜美ちゃんと松島主任まで私を見る目がニヤニヤし出した。
「え、なんですかふたりして。……私の顔になにか付いています?」
警戒してしまうと、ニヤニヤしている理由を亜美ちゃんは声を弾ませながら話し出した。
「悪いですけど、ニヤニヤもしちゃいますよ。だってかすみ先輩、出張には社長もご一緒だったんですよね?」
会社に着くと、いつもの如く視線が痛い。……特に女子社員からの。
けれどもう一週間以上も経てば、こんな視線なんてへっちゃらだ。……へっちゃらなんだけど、なぜだろうか。
今日の視線に殺気を感じるのは。
耐えきれなくなり、身体を小さくさせながら足早に第一企画部へと向かった。
「あっ、おはようございます、かすみ先輩」
「おはよう、馬場さん」
オフィスに到着すると、真っ先に挨拶をしてくれたのは、ちょうどドア付近で話し込んでいた亜美ちゃんと松島主任だった。
「おはようございます。あ、これお土産です」
北海道出張の帰りに慌てて空港で買った銘菓を亜美ちゃんに渡すと、目を輝かせた。
「わぁ嬉しい! 私、このお菓子大好きなんですよー! ありがとうございます」
「ありがとう、馬場さん」
「いいえ、二日間留守にしてしまいご迷惑をおかけしました」
いつもと変わらないふたりに、ホッと胸を撫で下ろしてしまう。
よかった、いつも通りで。
さっきの視線がいつもと違っていたから、余計に安心できる。
けれどそう思ったのも束の間、なぜか亜美ちゃんと松島主任まで私を見る目がニヤニヤし出した。
「え、なんですかふたりして。……私の顔になにか付いています?」
警戒してしまうと、ニヤニヤしている理由を亜美ちゃんは声を弾ませながら話し出した。
「悪いですけど、ニヤニヤもしちゃいますよ。だってかすみ先輩、出張には社長もご一緒だったんですよね?」