ツンデレ社長の甘い求愛
外に行く組がオフィスからいなくなると、残っているのは私を含め三名だけ。
ひとりは部長で奥さまお手製のお弁当を美味しそうに食べている。
もうひとりは今日〆切の企画書に、おにぎり片手に取り掛かっていた。
なんとなく仕事溜まっているだろうなと予想していた私も、今日は出勤前にコンビニに寄りおにぎり二個を購入済み。
よかった、買っておいて。
いくら近いとはいえ、コンビニに行く時間も勿体ないし。
それに今日はどうしても定時で上がりたかった。
給湯室へ向かい、お茶を汲む。
今日、社長は出勤しているのか分からないけれど、きっと浅野さんは出勤しているはず。
午後になったら秘書課に内線してみよう。
せめて会長の安否だけでも知りたい。
お茶が入った湯呑を片手に自分のデスクへ戻っていく。
そしてさっそくおにぎりを食べようとフィルムに手を掛けたときだった。
「失礼いたします」
聞き覚えのある声が聞こえてきて顔をドアの方へ向けると、そこには浅野さんの姿があった。
「……浅野さん?」
おにぎりを手にしたまま、突然現れた浅野さんに茫然としてしまっていると、彼は迷いなく大股で私の方へと向かってきた。
そしてピタリと立ち止まると一礼し、「お時間よろしいでしょうか」尋ねてきた。
「えっと……はい」
ひとりは部長で奥さまお手製のお弁当を美味しそうに食べている。
もうひとりは今日〆切の企画書に、おにぎり片手に取り掛かっていた。
なんとなく仕事溜まっているだろうなと予想していた私も、今日は出勤前にコンビニに寄りおにぎり二個を購入済み。
よかった、買っておいて。
いくら近いとはいえ、コンビニに行く時間も勿体ないし。
それに今日はどうしても定時で上がりたかった。
給湯室へ向かい、お茶を汲む。
今日、社長は出勤しているのか分からないけれど、きっと浅野さんは出勤しているはず。
午後になったら秘書課に内線してみよう。
せめて会長の安否だけでも知りたい。
お茶が入った湯呑を片手に自分のデスクへ戻っていく。
そしてさっそくおにぎりを食べようとフィルムに手を掛けたときだった。
「失礼いたします」
聞き覚えのある声が聞こえてきて顔をドアの方へ向けると、そこには浅野さんの姿があった。
「……浅野さん?」
おにぎりを手にしたまま、突然現れた浅野さんに茫然としてしまっていると、彼は迷いなく大股で私の方へと向かってきた。
そしてピタリと立ち止まると一礼し、「お時間よろしいでしょうか」尋ねてきた。
「えっと……はい」