極上な御曹司にとろ甘に愛されています
ガシャンと音を立てて落ちる眼鏡。
だが、俺は構わず華ちゃんの唇を奪った。
ここが会社とかどうでもいい。
最初は戸惑いながらも、目を閉じて俺のキスに必死で応える彼女。
こんな男性経験ないような女に何をやってんだって頭の片隅で思いながら、獣のように激しく彼女の唇を貪る。
夢中になりすぎて何かを踏んづけた気がしたが、気にしてはいられなかった。
今は……この女が欲しい。ただそれだけ。
衝動で始まったキス。
だが、徐々に頭が冷静になってきて、今の自分を分析する。
何故……理性のたがが外れたのか……。
欲しいってことは、それだけ俺の関心が華ちゃんにあるわけで……。
ああ……そういうことか。
理性をなくすほど、俺も華ちゃんを好きなんだと思う。
ズケズケものを言う態度も、うぶだけど仕事が出来るとこも……。
いや、彼女の全てが無条件で愛おしいのかも。
そう自覚すると、キスを終わらせじっと華ちゃんを見つめる。
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