ムーンライト・テンプテーション ~つきあかりに誘われて~
「なあ島野よ。ここでハッキリさせたところで、余計おまえが不利になるだけだろーが。こいつが“かけてねえ”っつってんだからかけてねえんだよ。おまえも男なら、一時でもつき合ってた相手のこと信じて、ゴチャゴチャ抜かさず潔く引けや」
「はぁ」と曖昧に返事をする島野さんに、「望月さんに謝りなさいよ!」と私は言った。
「あぁ・・すいません」
「ま、俺らはそういう仲じゃねえが。こいつと一緒にいるのは楽しいな」
「・・え」と、島野さんと私が言ったのは、ほぼ同時だった。
私と一緒にいると、楽しい、って・・・?
「じゃあな」
「あっ!望月さん待って!」
「なんだよ」
「あの。今日、これから予定ありますか」
「いいや。家帰ってメシ食って、てきとーに過ごして寝るくらいだな」
「だったら、うちでごはん食べませんか?私、今すぐ作るから。奢ってもらってばかりじゃ、やっぱり悪いし。せめてそれくらいさせてください」
「そりゃありがてえが、あいにく今日はもうメシあるんだ」
「あぁ、そうですか・・・」と言って一旦うつむいた私は、「じゃあ」と言いながら、また顔を上げて望月さんを見た。
「はぁ」と曖昧に返事をする島野さんに、「望月さんに謝りなさいよ!」と私は言った。
「あぁ・・すいません」
「ま、俺らはそういう仲じゃねえが。こいつと一緒にいるのは楽しいな」
「・・え」と、島野さんと私が言ったのは、ほぼ同時だった。
私と一緒にいると、楽しい、って・・・?
「じゃあな」
「あっ!望月さん待って!」
「なんだよ」
「あの。今日、これから予定ありますか」
「いいや。家帰ってメシ食って、てきとーに過ごして寝るくらいだな」
「だったら、うちでごはん食べませんか?私、今すぐ作るから。奢ってもらってばかりじゃ、やっぱり悪いし。せめてそれくらいさせてください」
「そりゃありがてえが、あいにく今日はもうメシあるんだ」
「あぁ、そうですか・・・」と言って一旦うつむいた私は、「じゃあ」と言いながら、また顔を上げて望月さんを見た。