COLORS~Blue~
「僕が大人になってくのを。霧島の家元として。成長していくのを…」
「涼佑、クン…?」


透子さんに隙がないのは、さすがにもうわかってる。

だからこそ。
“コドモ”の振りをして。
俺は、少しずつ。
透子さんに入り込んでいくしかない。

けっこう。
際どい言葉をぶつけてるせいだろう。
さすがに、透子さんもすぐに返す言葉がみつからないようで。


―とくん…


二人の視線が重なって、みつめ合ったままの沈黙…。

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