COLORS~Blue~
「やっぱり。違うと思った。私みたいな素人に言われたくないかもしれないけど。お父様とは違う良さを感じたわ」
「…えっ?」
「もう数年前になるけど。以前、お父様にもお茶を点てて頂いたことがあって」


もちろん、俺はまだまだ未熟だし、父に敵うわけがない、わかっているけど。

なんだろう。


「父に……」


なんとも言えない、複雑な気持ちが込み上げてきて。

敗北感とも違う。

どちらかと言えば、嫉妬という言葉の方が正しいのか。

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