夜の甘やかな野望
くちびるを無理やり離して、宗忠は倫子の瞳をのぞきこんだ。
熱っぽく、光りを帯びて、笑っている。
「ごめん、近場、入らせて」
車が急発進した。
国道沿いにあったビジネスホテルもどきに車を入れると、部屋になだれ込むようにして、連れ込まれる。
「洋服の趣味が変わったのはどうして?」
キスの合間に、かすれた声で耳元にささやく。
「ふえ?」
間抜けな声で息を切らしながら聞き返す。
今日はぴったりとしたリブカットソーにタイトスカートだった。
倫子にしては珍しく体の線がわかる服。