暴走族に恋をする。



「元はと言えば私が悪いんでしょう?
なら二人が言い争わないでください。

……それに、放課後早坂さんと腕を絡ませて教室を出ていった快斗に、黒崎くんを責めることできるんですか?

早坂さんと二人でクラブに行った快斗に、どうして私は責められなきゃいけないんですか?

……ちゃんと言わなかった私も悪いです。
でも、快斗だって人のことは決して言えません。


…………ご飯が冷めるので中へ入ります。
ファミレスでも、人が作ったご飯を美味しい状態で食べないのは失礼なので。」


桜子ちゃんらそういって、先に中へと戻っていった。


「……だとよ。
快斗もさっさと中へ入れよ。」


「帰る。」


「は?」


「俺は誘われてねーから帰る。
勝手にしろよ。」


「おい、快斗!」


イライラする。ムカつく。
早坂と腕組むのがイヤならその場で言えよ。
なんで今言うんだよ。

あー、なにもかもムカつく。

俺はこんなに好きなのに。


……俺はこんなに好きなのに。



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