暴走族に恋をする。



それから私は図書館へ行き、医学書を読み漁った。
インターネットで検索すればすぐに出てくるかもしれない。
だけど…真実がかかれているのかわからないネットには惑わされたくなかった。
確実性がほしくて、次の日も私は図書館へ向かった。


知識をつけて、私なりのサポートをしたかったから。
テスト前ということも気にせず、私は図書館にこもっていた。


そして私なりの知識を構築して、連休明けの土曜日、一人で学校へと向かった。
やっぱり少しだけ肌寒いから、ピンクのカーディガンを着て。


「あ、おはよ!桜子ちゃん!」


そうやって私に話しかける快斗はいないけど。


「……おはよ、暁斗くん。」


「今日も病院行く?俺もいこうと思ってんだよね。」


「一人でいく。暁斗くんは来ないで。」


「え!なんかショック…」


決着つけてやる。
あんな終わり方あるか。

フラれるなら、きっちりフラれてやるんだ。


「おはよ!桜子!」


「……え、莉奈…?
一人でここまで来たの?」


「まぁね。快斗にも負けてられないし。」


「はは、なにそれ。
でもよかった、平気そうで。」


莉奈も元気そうで、本当に。


「あ、そうだ。暁斗放課後暇でしょ?
ちょっと付き合ってほしいんだよね。」


「え!?」


い、いや……どんな声だしてんのさ…
……まぁ、暁斗くんは本当莉奈のこと好きだもんなぁ…



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