暴走族に恋をする。



結局、私たちはいつもの学校から一番近いファミレスへと来た。

私は安定のチーズハンバーグ。
これがダントツで好きだ。


「…実はね、二人にお知らせがあります。」


「え?なに?」


「私、快斗にフラれたんだ。」


「え!?」


「は!?嘘だろ!?なんで!」


「快斗は私に飽きたって言ってたけどね。
……でもね、ちゃんと話できなかったから、今日はちゃんとぶつかってくる。

フラれるならフラれるなりに話聞きたいし、戻れるものならより戻したいから。」


「……そっか。
でも快斗が桜子に飽きるなんて絶対嘘じゃん。」


「な、ほんとだよ。
あんなにハマってたくせにな。」


「まぁ、それも含めてちゃんと快斗の気持ちを聞いてきます。」


いつも軽くて、お調子者で、なにが真実かわからないけど
快斗が好きな私の気持ちに嘘はないから。

後悔したくないから。

私はちゃんとぶつかってくるよ。


もう、逃げたくないんだ。絶対。



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