ろ う そ く



「美輝は、俺の彼女やで。」


「武山が「美輝」って呼ぶんやったら…
私は「裕史」って呼ぶ!!」


「おぅ。」



私の事“美輝”って呼ぶ男の人は、お父さんと佐伯先輩と武山だけ。


武山が3番目なのは、ちょっと悔しいけど。



「もう、離れへんよね?」


何回も私が聞くと、裕史は
「ずっとずーっと一緒に居たる!!」って言ってくれて、それで安心したりした。




「俺のじいちゃんと、美輝のじいちゃんが入院してなかったら、俺ら会ってなかったよな…。」


ポツリと、裕史が言った。



「うん。
おじいちゃんが恋のキューピッド?笑」


「ハハハ。
なんか、そんな柄じゃないよな。」




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