天満堂へようこそ -2-
そのまま何も言わず、ぼんやりしていると、母と入れ替わりにルーカスが隣に来た。
また同じことを聞かれるのも嫌なので、話をそらそうとしたが、血に関しては全く気付いて無いようだ。

「なんだ?」

「いや、奏太はどの位で回復するんだ?」

「あの点滴は人間界で使われる栄養剤を強化したものとでも思ってくれていい。
まずは、水分補給。口から何も食べられない状態ではあれが精一杯、自力で息をしているだけまだ救いはある」

「検討くらいは付いてるんだろ?」

「魔法を使えばすぐ治る。とゆうか時間を戻せば元には戻るが、禁術の中に入るからな」

「そうか……」

そう言い二人で暫く涼んだ後、元いた部屋に戻る。
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