天満堂へようこそ -2-
「ルーカス!」

「なんだ?こんな所まで」

「お前がお花畑なんて似合わんな」

「暇だったんだよ。で?もう行くのか?」

「いや、その前に…………ムー!噛めー!」

「ほれ行け!」と肩から降ろされたムーは、いきなり噛めと言われ行くタイミングが分からず、お座りをしてしまった。

「えっと、どの位?」

「あぁ、血が出るくらいだ。ほら行けー!噛めー!」

「はいー!ごめんなさぁい!」がびゅり!

「痛てっ、痛いって離せ馬鹿!」

ちゅーちゅーちゅー

「同じだ……」

「どうでもいいから離せ!何が同じなんだ!」

「あぁ、ムー!」と、無理やり引きはがす。

「よし、これでムーはすべての血が交じった事になる。これでこいつは何かあっても大丈夫だ」

「意味がわからん」

「ルーカス、奏太の為に少し血を分けてくれないか?」

「はぁ?何でいるんだよ?」

「さっき天王にも分けて貰った。私には天の血は入っていないから、さっきこっそりと拝借した。これで私も耐性が付いたはずだ。奏太が回復に向かったら摂取させておきたい」
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