天満堂へようこそ -2-
今までのリアムとは雰囲気から何から違う。
自分と同じ人形のようなものまで作って気持ち悪いとしか言いようがない上に、私に殴られて笑っている。
それも獣化した私の力は半端ではないはずだ。下手したらルーカスの力を上回るときだってある。

「リアム、何でこんなことした?今までそれなりに上手くやって来たつもりだったが......」

「お答えできません」

「お前、奏太がどんな状態かわかっていってんのか?天界のものではなくて、やってることは悪魔の俺たちと変わらないんだぞ?」

「あなたがそれを言いますか?」

「奏太は何処にも連れていかないって言っただろ?それに、あの結月にそっくりなやつ......」

「あなたには分からない感情だと思いますが?」

「もういい。この変なやつは私が壊す」

そう言い、破壊の魔法をかけ粉々にし、中に入っていた自分の髪の毛も燃やす。
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