爆発まで残り5分となりました





ドオオオオオオォンッ!!!







聞き慣れた爆発音と、そのあとに必ず流れるアナウンス。







『たった今、武道館がバクハツしました。死亡者はいません。


────引き続き、ゲームを行います』







刻一刻と、時間が迫ってきている。



悠真は首筋に微かに残る痣のあとを、さっと指先でなぞった。




悠真が痣のことを言いたくなかったのは、それが自分の死を意味しているからだったんだ。





悠真は必死に隠そうとしながらも───伝えようとしていた。



私が……悠真のその信号に早く気づいてあげられたなら、良かったのに。
< 505 / 674 >

この作品をシェア

pagetop