爆発まで残り5分となりました
「せっかくだし、壁掛けの電話で何か頼むか?残っている皆の分で」
一回の質問でも、食べ物はどれだけでももらえるから……十分足りるよね。
「私の分がまだ二回あるから、それで足りるなら、私が行ってくるよ?」
「「なら、お二人でどうぞ」」
朱美と轍の声が重なる。
二人って……皆で行くんじゃないの?
「いいじゃん。二人で星でも見てこいよ」
「轍。ここからでも見えるんだけど……」
何とか説得しようとする轍と、それを台無しにする朱美。
そのおかしいやりとりを見ていた悠真が、「はぁ」とため息をつく。
「じゃあ、お前らが行けばいいんじゃねぇの?俺らじゃなくて」