年下でもいいですか?
「私にも教育者としての面子がある。
世間の目もある。
娘がこんなことしでかしたのなら、今の家にも住めないし、学校もやめねばならなくなる」

そうですか...と長谷川は奥田と何か話していたようで、
失礼します。と席を立ち電話を掛けにいっってしまった。

その間もずっと母親の方は娘は悪くない、横取りした方が悪いと言い続け、俺が限界に達したときに、刑事さんが来た。

俺が連絡しておいたと奥田は言うが、何時の間にしたのか手際が良い。

「木村ご夫妻ですね?
署の方でお話を聞かせていただきたいのですが」

「何故ですか?」と父親が言う。

「病院の方からも連絡がありまして、
こちらからもストーカー行為・殺人での告訴が出ていますので、
まずは署の方に。」

そのまま弁護士もついていって連れていかれたが、
黙秘権があるとしても、あの母親ではペラペラ話すだろう。
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