年下でもいいですか?
「両親の方は面会で話は聞いたので...俺は裁判にはいかなくても良いらしいです。ただ、朋ちゃんは出れるようならでないといけないらしくて」

「そう。
木村さんだっけ?彼女の方ももう始まるそうよ。
これの証人で私も出るし、あなたも出なければならないのよ?」

「はい......」

「ちょっとちゃんとしてよ!
彼女今、必死で頑張ってるわ。
声も中々でないみたいだけど、必死で話そうとしてるし、
お昼は眠っているように見えるけど、午前中と午後に起き上がろうとしたり...
口の動きだけでしかわからないけど、ごめんなさいって泣くのよ。
見てる私たちが泣けてきちゃうくらい。疲れて寝ちゃったところに貴方が面会に来るからほんとにタイミングが悪い!」

「そうだったんですか......
俺何も知らなくて」

「たまにお友だちも来てるわよ?
えっと、イケメントリオ」

「なんで...一言もそんなこと...」

「あなた見てたら誰も話しかけないわよ。
早く仕事終わらせて、家の掃除して、風通しも忘れずにして、
彼女の帰宅に備えたら?」

「は?」

「だから、退院する目処はたってるって事なの!」

「本当ですか?」

「嘘言ってどうするのよ。
これからは大変よ?
彼女の復帰は今のところ絶望的。
あなた養えて、彼女の面倒見れる?
辛いことも多いかもしれない。
生半可な気持ちじゃダメよ?

だけど、見込みはあるわ。
会社と相談しなさい。

今日は、たまには友達誘って飲みにでも行ったら?
きばらしは必要よ?」
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