ガラクタ♂♀狂想曲

「ショコちゃんがいなかったら、いまの俺はないよ」


ふたたび唇を合わせ、快楽の渦に飲み込まれそうだった私の意識を——、


「でさ、もう解禁?」

「——へ?」


一気にぐいんと引き戻すデンちゃん。なんの話かわからない。


「瑠美の赤ちゃん生まれたでしょ。だからさ、もうやらしいことしてもいい?」


そして、どこかおねだりするような目。それは懐かしいデンちゃんで。

もしかして、ずっと、それを守っていたの?


「うん、しよ」


朝から溺れる私たち。
だけど以前の私たちとは、きっと違う。


「デンちゃん」

「ん」

「大好き」

「俺もっ!」














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