例えば危ない橋だったとして

「あ!」

身体が仰け反り、夢中でシーツを掴む。

「エロいなぁ……」

呟くと、スカートとタイツを剥ぎ取られてしまう。

黒澤くんがベルトを外す音が響く。
スーツのパンツをバサッと放り投げ、わたしの上に覆い被さる。
甘く深く絡み付くようなキスを交わした。

好き。
大好き。
ずっと一緒に居てくれる?

また僅かに涙が滲んだけれど、微笑みを見せると、頬を染め微笑み返してくれた。


黒澤くんがわたしの中に入って来る。

「あ……んんっ……」

背中にしがみつきながら、彼を受け入れる。
時折顔を確認すると、その恍惚とした表情に、胸を打たれた。

もっと深い奥底で、溶け合ってしまいたい……。
とろけるような幸せに酔いしれた。

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