好きが涙に変わって溢れてく。
それは、昼休みの時だった。
ご飯も食べて4人で喋っていたら、突然彩葉に肩を叩かれた。
「桜綾、あれ……」
「ん?」
彩葉が私の後ろを指さした。見るとそこには魁。
どうやら私を呼んでいるようだ。
昨日のことかな……
断るわけにもいかず、私は魁に歩み寄る。
相変わらず暗い顔。何言われるんだろう……
「どうしたの?」
あくまでも笑顔でたずねた。
「お前さ、最近明菜ちゃんのこと避けてねぇか?」
「え?なにいきなり……」
何であの子が出てくるの……?
すると魁はハァ、と溜め息をついた。
「最近、明菜ちゃんによく相談されるんだ。お前に嫌われて避けられてるかもしれないどうしようって。明菜ちゃんはお前と仲良くしたいから、日曜日も誘ったのに冷たく断られたって、昨日泣いてたぞ?」
「明菜が?そんなこと言ってたの?」