シークレット・サマー ~この世界に君がいるから~
口走った直後、それが失言だったと気づいた。
母が非難する目でわたしを見ている。
「あなた……勝手におばあちゃんのこと殺さないで」
「……はい」
もう死んでしまったはずのおばあちゃんが、生きてる?
信じがたいけれど、どうやらそうらしい。
母は真顔だ。妙な冗談を言っている気配はない。
祖母が元気なら嬉しい。でも病院に行くということは、健康ではない証拠。しかも母がつき添わなくちゃいけないくらい大ごとなんだ。
喜んでばかりもいられない。
「わたしも行かなくていい?」
「検査するだけだから。今すぐどうこうって話じゃないから心配いらないわ。どうせあなたが行ったって、車の運転ができるわけでもないし?」
「まぁ、そうだよね」
「一人で初めての病院に行くのは心細いでしょ。手続きもいろいろあるしね。それだけのことよ」
「いつ帰ってくる?」
「一応、二泊三日のつもりだから、明後日の夜。おかずはタッパーに入れて、冷蔵と冷凍、いろいろ用意してあるからね」
「ありがとう。わたしはどうすればいい?」
「え? 留守番しててくれるんじゃなかったの?」
母が目を丸くしている。
母が非難する目でわたしを見ている。
「あなた……勝手におばあちゃんのこと殺さないで」
「……はい」
もう死んでしまったはずのおばあちゃんが、生きてる?
信じがたいけれど、どうやらそうらしい。
母は真顔だ。妙な冗談を言っている気配はない。
祖母が元気なら嬉しい。でも病院に行くということは、健康ではない証拠。しかも母がつき添わなくちゃいけないくらい大ごとなんだ。
喜んでばかりもいられない。
「わたしも行かなくていい?」
「検査するだけだから。今すぐどうこうって話じゃないから心配いらないわ。どうせあなたが行ったって、車の運転ができるわけでもないし?」
「まぁ、そうだよね」
「一人で初めての病院に行くのは心細いでしょ。手続きもいろいろあるしね。それだけのことよ」
「いつ帰ってくる?」
「一応、二泊三日のつもりだから、明後日の夜。おかずはタッパーに入れて、冷蔵と冷凍、いろいろ用意してあるからね」
「ありがとう。わたしはどうすればいい?」
「え? 留守番しててくれるんじゃなかったの?」
母が目を丸くしている。